アパカバール!(マレー語)
ヒッポではことばの『自然習得』を実践しているのですが、うちの息子こうこう(5歳)も現在日本語の自然習得真っ只中。
日々私の目の前で、まさにことばが完成されていくその過程を見せてくれる。 これが非常にダイナミックでおもしろい!
最近ひらがなを読み書きし始めた息子。 (まだ完成ではない。読みは80%、書きは50%程度。)
ある時絵本を読んでいたら、『は』という文字にはどうも[ha]と読むときと[wa]と読むときがあることに気が付いたらしい。
こうこう:「どうしてこれは[wa]っていうかというとー・・・???」 こうこう:「[ha]だったらへんだからだよねー。」
と、誰に教えてもらうでもなくわかってしまったみたい。 すごいなー。やはり大量に日本語を聞いているから、自然に法則がわかるんだよなーと思った。
英語だって、たくさん聞いていればどんな前置詞が入るのかなんて問題はスラスラ解けるはずだし。
フランス語だって、冠詞がああだこうだ、リエゾンがどうのこうのなんていちいち辞書を引かなくったってわかっちゃうはずなのだ。フランスのこどもを見ればわかるはず。
そこに行き着くまでに、いっぱい寄り道をしながら。
先日マレーシアの『クアラルンプール』の話をしていたら、 「いいなー!クアラルンプールってどんなプールなんだろね!」 と言って、笑わせてくれた。 幼稚園のプールが楽しくて、思わず反応してしまったらしい。
私としては、どんどん間違わなくなっていくのが淋しい感じすらする。
とにかくいっぱい聞いて、いっぱいまねっこすることなのだ。 fiore.
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