5月11日(木)楽天戦で横浜ベイスターズ石井琢朗選手が2000本安打達成。
ドラフト外で、しかも投手(勝利投手にもなっている)での入団。
ある記事の中から、とても感動しましたのでご紹介します。
02年8月に1500安打を達成。「単純にあと3年で2000本と思った」。だが、翌年に思わぬ大スランプに陥った。野手に転向して初の2軍落ち。ヒット数96本は転向1年目を除けば自己ワースト。どん底で浮かんだのは「引退」の2文字だった。
「すべてに打ち負けそうな自分がいた。本当に引退をする人というのはこういう気持ちになるんだなと思った」。結婚2年。「家族、子供ができ、受け身になった自分がいた。それが野球にまで影響して…」と振り返る。ファーム行きを決断した日、詩織夫人に後のないことを打ち明け、2人で夜通し泣いた。
再びはい上がることができたのは、ファームのグラウンドのにおいだった。1カ月間、泥にまみれて自分に言い聞かせた。「ドラフト外入団。別にエリートでプロの世界に入ったわけではない。すべてはここから始まった」。原点回帰。翌04年158安打「1番ショート」復活につながった。
創意工夫、打撃技術のあくなき向上心が支えた。バットを寝かせる構えは、昨年から採り入れた。「球界一の中日川上君のカットボールに対応できれば、ほかも対応できる」。妥協を許さず年々フォームを改良する。誰にも負けない練習量が支える。「練習はうそをつかない」。信じて歩む。http://sports.msn.co.jp/sportsarticle.armx?id=578872スポーツ選手は、常に引退という言葉が頭をよぎる。
我々、ビジネスマンには引退ということまでは考えないことがほとんどである。
また、ヤンキース松井選手の骨折で知った人も多いが、連続試合出場の記録。
簡単に会社を休んだり体調不良で早退や遅刻といったことがあると思う。
厳しい世界である。しかし、これぐらいの気持ちが絶対に必要なのである。
なぜなら、仕事は責任なのである。
自分の為、家族の為、会社の為、・・・。すべて責任感による気持ちと決意である。
原点に戻り、泥んこになるまで仕事できるそんな、体力と気持ちになることが絶対に必要である。