08月29日(日)まで世田谷パブリックシアターで上演中の ホリプロ制作「ロックンロール」
戯曲背景が1968年「プラハの春」から始まるチェコスロヴァキア激動の時代からの20年間、ローリングストーンズがチェコでのはじめてコンサートをした1990年までのお話で政治的・歴史的にも日本の我々には馴染みの薄いものということで、、チェコに1992年から住んで、人形劇作家・パフォーマーとして活動してる沢さんに人形劇を通し、チェコの文化や民族性を話て欲しいとの依頼があり、チェコの国民性とか劇中にでてくる「ザ・プラスティック・ピープル・オブ・ユニバース」というチェコのバンドのことハヴェル大統領のことなど沢さん目線で語られたものが今回の公演プログラムに載りました。
登場人物の思想を柱にお話が進むし、政治状況を語るセリフなども多いので、置いていかれそうか。。。 とドキドキしつつ、今日公演を観にいってきました。 が!普段からプラハの話を沢さん通して聞いたりしている下地があったお陰で、逆に時代背景など気にせず今いまのこととして楽しむことができ、存分にキャストのみなさんの熱演堪能アップ市村正親さん武田真治さん秋山菜津子さん(二役)!!その他の役者さんも難しいセリフで笑いをさそう演技もたくさんちりばめられてておりました。
移り変わる激動の時代にピンクフロイドやローリングストーンズを聴き、「ザ・プラスティック・ピープル・オブ・ユニバース」という影響力の強いバンドが存在したことも違った視点が自分の中に入ってきておもしろい。個人的には「禅とオートバイメンテナンス(修理)技術」という本が登場するシーンが特に印象に残っていて好きかな。 「禅とオートバイメンテナンス(修理)技術」。。。タイトルでも読みたくなるし、読めばなんとなく今回のこの芝居ももっと深まるそんな気が。。。 |