オフィスホワイトニングオフィスには直接歯面に塗布する方法とトレーを使用する方法があります。
オフィスホワイトニングは過酸化水素(H2O2)主体の高濃度を使用します。
主に粉+液を混和するTypeとシリンジTypeがあります。
粉+液Typeには、Beyond,Hi−light等があります。
シリンジTypeには、Opalescence Xtra Boost(38%H2O2), GC Tion(酸化チタン触媒),Spectrum(22%H2O2)等があります。
特徴及び使用方法は各メーカーにより異なりますが、今まで当院で使用してきた経験ではすべての商品でその場で明確にホワイトニング効果を得られることが出来ました。
今回は、当院で現在活躍しているBeyondとOpalecence Xtra Boostについて紹介します。
Beyondは液と粉を混和したジェルを歯面に塗布します。この薬剤には専用のBeyondスタンドライトが必要です。時間はタイマー付で10分3回の30分を要します。この薬剤は紫外線、赤外線を一切カットした特殊光線にのみ反応します。毎回ジェルを混和するのが手間ですが、施術直後にはホワイトニング効果が肉眼で明らかです。
Opalecence Xtra Boostは2本のジェル先端を連結させて、交互に混和するだけで薬剤が出来上がります。特殊な光を必要とせず、15分2回を歯面に塗布するだけでとても簡単なのですが、ホワイトニング効果は肉眼ではBeyondほどは見られません。主にホームホワイトニングと併用する場合に用います。最初に1回このオフィスを行うと翌日からホームのみでも素早く効果が見られます。また、失活歯のホワイトニングには即効的に作用します。舌側と唇側からこのジェルを塗布し、プラズマ照射で加熱することにより酸化還元反応が加速します。(注:生活歯に加熱照射すると疼痛が出ます。)
TionやZoomなどの酸化チタンは酸化還元反応をより一層speedyに行うとされています。
使用方法
どちらも高濃度の過酸化水素を使用するので、軟組織には十分な注意が必要です。
1. 歯面清掃(プラークの除去)
2. 完全防湿(Openマウスピース等)
3. 歯肉、露出象牙質(歯頚部、咬耗部)のプロテクト
(opalDam等)
4. ジェルの塗布
5. 使用時間厳守、
6. 施術後の注意(象牙細管開口時は着色し易い)
歯面に塗布するタイプ
Beyond office, Opalecence Xtra Boost, spectrum office, Tion office, Zoom2等。
トレーを用いるタイプ
Opalecence Quick, White speed 等。
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