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2017/10/02 13:45:00|その他
一昔前の話題作「テルマエ・ロマエ」を見ました。
最近、AmazonPrimeで追加された中で面白そうな映画を探していたら
こんな作品を見つけました。 → ここ

阿部寛主演でそこそこ話題になったローマ&風呂がメインのこの作品
当時は「なんか話題だなー」程度でスルーしてたのですが
せっかく見れるなら見よう、ということで見て見ました。

◆見所
・当時のローマを再現したセットと温泉街ロケの風景対比
古代ローマと現代日本を行き来するのが今作の面白いところ
古代ローマ風呂をリアリティある表現にするために力注いでます。
背景のエキストラも毛深い外国人まみれ、しっかりとした石造り。

力強い古代ローマの風景から一転、温泉街や住宅街にワープすると
確かに、全く違う異世界だと目で見てわからせてくれます。

・ 阿 部 寛
純日本人なのに当時のローマ人として出演
そして外国人俳優よりもそれっぽい顔と立ち振る舞い。

予算なのか都合なのかメインキャストは日本人で固められてますが
阿部寛だけは日本人らしからぬ日本人。
同じローマ人設定の日本人キャストと話していても
「やっぱ相方が日本人ってわかるなー」と、阿部寛も日本人なのに思ってしまいました。

・風呂薀蓄
108分の殆どがローマと風呂の薀蓄に費やされてます。
基本的な話の組み立て方が出来ていて、風呂薀蓄をシナリオに上手く混ぜ込んでます。
というか風呂薀蓄がシナリオに書き換えられてます。
まずローマの現状と問題点を提示され
それを解決するためにどの様なアプローチが必要か悩み
現代日本にトリップしてアプローチへのヒントを獲得
古代ローマでヒントを元にした風呂を作って大成功!
→or失敗したのでもう一度現代日本へGO!

このテンポの良さは原作が素晴らしい点なのだと思います。


クライマックスで提示された問題点は日本映画特有のなあなあで解決してる感はありますが
風呂薀蓄を眺め、裸の阿部寛を眺める映画としては非常にいい映画だと思います。
暇で仕方ない時に見ると、2時間弱の時間を潰せます。





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