土野球　〜do yakyu〜

高校野球は各地予選が佳境に入りつつありますが、朝のスポーツニュースを見ていたら、開成高校が紹介されていました。沢山の東大合格者を輩出するあの開成高校です。

面白かったのは、ここの野球部が打ち勝つ野球を目指しているということ。グラウンド環境から守備練習があまりできず、とにかく打つ練習をしています。まずは守備をかためて・・・というのとは逆の発想で、守備は下手でもコールド勝ちを目指しています。

点を取ると、「あの開成に点を取られた」と相手がダメージを受けるらしく、そこからペースをつかみ、初戦はたしかにコールド勝ちしています（今日の４回戦では健闘したものの０−１で敗戦）。

あと、監督さんが、「勉強ができるから野球ができない」という言い訳を許さず、「勉強と野球の両方できたっていい」、という趣旨の話を選手にしていました。それくらい貪欲になれと。大人も自分で限界を決めてしまってはいけませんな。

〜パイレーツ守護神・桑田が誕生!?〜


39歳、桑田投手がストッパーに。
今、一番輝いているようだ。


もちろん、メジャーでの実績もないが、
野球小僧の気持ちで一生懸命マウンドで投げようと
しているその姿勢が素晴らしい!!


好きだからこそ、ハングリーになれる。
そんな生き様が伝わってくる。

今後の桑田投手の出番に、
期待したい。

昨日、北海道日本ハムファイターズ
田中幸雄内野手（39）が、
史上35人目の通算2000本安打を達成。



日本ハム生え抜き選手では初めて、
プロ22年目での達成は大島康徳氏 元日本ハム
と並んで最も遅く、到達までに要した試合数は2205試合。
「遅咲き」の大記録となった。
　（大島氏の2290試合に次ぐ2番目）


わたしは、年齢的に近いこともあるが、
地道にコツコツと築き上げてきたことに、
心を打たれた。

諦めず、やり続けること。
怪我や体力的なこと、
更に、メンタル的にも負けない信念。
本当に素晴らしい記録である。


心から祝福したい。
2000本安打達成、おめでとうございます。


まだまだ、記録を伸ばし続けてほしいものです。

エピソードを是非読んでみてほしい!!
　津田恒実




大野豊

甲子園・春のセンバツは常葉菊川高校が優勝しましたね。優勝までの全試合でバントが１つだけというのは珍しく、このチーム（監督）の特徴があらわれています。

選手にバントの余地を考えさせないシンプルな作戦が好結果を生む、とのこと。他にも、三塁走者はどんな内野ゴロでも本塁突入、という作戦を採用し、状況判断は極力排除するというシンプルさです。

これは高校生だから通用する作戦なのでしょうか。私個人としては、バントを多用する作戦に疑問を抱いていましたので、同校の方針には賛同したいです。

ちなみに、バントについてプロ野球に目を転じると、セ・リーグは昨シーズン、中日の155個に対し、ヤクルトは99個でしたが、得点は両チームとも同じ669点でした。打率は両チームで1厘違うだけです。

パ・リーグでは、オリックスの103個に対し、ロッテは57個（少ない！）でしたが、得点は481対502でロッテがリードしています。この両チームも打率は1厘違うだけです。

ということは、バントはしてもしなくても結果は然程変わらないのではないでしょうか？多分に乱暴な議論ではありますが、常葉菊川高校を見ながら、そんなことも思う次第です。